フリーランスなるか転職するか迷っている。
という方も多いかと思いますが、迷っているのであれば就職・転職をおすすめします。
安定した収入のもとでコーディングの実務経験を積むことができるのはとても魅力的なことです。
まずは焦らず会社に所属して経験を積むことをおすすめします。
フリーのコーダーは稼げる?
- フリーランスのコーダーはどのくらい稼げるのか…?
- そもそもコーディングの仕事はあるのか…?
結論ですが、これはもう本当に人によるかと思います。(後は、正直運の要素もあります。)
まず、コーディングの仕事自体は確実にあります。
コーディング代行を主要業務としている弊社は、仕事が途切れることはなく、どちらかというとリソース不足でお断りすることも多いのが実情です。
現場の肌感覚からすると安心して仕事を任せられるレベルのコーダーは足りていない状況です。結果として、実力のあるコーダーに仕事が集中しています。
その意味でまだまだチャンスはありますし、努力が報われやすい仕事だとは思います。
フリーランスに求められること
納期厳守
当たり前のことですが、たとえ睡眠時間を削ることになっても納期を守るということが求められます。できれば前倒しでテストUPすることが望ましいです。
納期を遅れることがあると次回のリピートのご依頼は難しいです。
お客様都合(例、デザインの到着が遅れる)で納期を超える可能性が出てきた場合であっても、担当者に早めにその旨伝えた方がいいかと思います。現実的にどのくらいの時期になりそうかも伝えておくと担当者も日程調整しやすくなるため親切です。
レスポンススピード
制作会社さんなどから仕事を受注する場合、基本営業時間は平日の日中になります。
平日の日中に連絡が来た場合は、できる限り迅速に返信する必要があります。
どうしても都合の悪い時間がある場合は、場合によっては事前に伝えておいた方がいいかもしれません。
フリーランス=好きな時間に好きな場所で仕事をできるのが魅力。
というイメージもあるかもしれませんが、お客様の営業時間に合わせる必要があります。
平日にきた連絡を土日に返しても、担当者は休みなので困ります。
安心感を与える
誰かに仕事を発注した経験がある方でしたら、ご理解いただけるかと思いますが、発注側は初回の依頼時とても不安になります。特にページ数がある程度ある場合、着手からテストアップの期間が1ヶ月を超えることも多々あります。
本当に大丈夫か??という不安を抱えながら仕事をすることになります。
これは大きなストレスです。
そのため定期的に進行状況を共有するなどの工夫が必要です。
他にも求められることはあるかと思いますが、スピードと安心感。この辺りを意識しておくとそれだけでも充分差がつきます。
当たり前のことができない方が意外に多いんので。
コーディングの魅力
本題とは少し離れてしまいますが、少し前向きな話もさせて下さい。
ここからは、職業としてコーディングの魅力についても触れておきたいと思います。
私自身はWEB関連とは関係のない(税理士・社労士業界)どちらかというと固い業界からコーディングという仕事にシフトしてきました。
最初に驚いたのは、若い方が多いなということです。これからの成長がとても楽しみですし、実際色々な可能性を感じます。
業界全体が若く、さらに優秀なコーダーが不足しているため、実力次第で年齢や学歴、性別等関係なく勝負ができる。これは魅力的です。
また、フルリモートでもそれほど困ることがないため地方にいても価格競争に巻き込まれず十分戦えるという点も魅力です。
最後に
繰り返しになりますが、フリーランスと就職・転職で迷われているのであれば、まずは就職することをおすすめします。
数ヶ月で月収○○万円という言葉をネット上ではたびたび見かけます。確かに可能だとは思いますが、それを安定的に継続することは予想以上に大変です。
これは実際に経験してみないとわからないかと思います。
また、会社員には社会保険をはじめ何か不足の自体になったときに守ってくれる制度がとても多いです。
これはフリーランスとの大きな違いです。
もしまだ迷っているのであれば、慎重に考えるべきです。
その上で、フリーのコーダーとしてやっぱり勝負したいということであれば、全力でトライしてみて下さい。
いつかどこかでお会いできる日が来ることを楽しみにしています。
応援しています。